2013年7月8日月曜日

ステークホルダーダイアログ始めました

CSRのガイドラインとなるISO26000の1番のポイントは、経営判断に利害関係者の損益も含めましょうということだと言えます。

その際の方法として、ダイアログが推薦されています。直訳すると対話になりますが、その手法は様々です。

詳細はこちら

何をもってステークホルダーとするかは、容易に断言できませんが、顧客、株主、社員、取引先、地域住民、自然環境(それらを代弁するNPO NGO)等があげられます。自然環境等の悪化により不利益を被る未来世代も入ります。(アミタの場合は理念に記載されています。)

ステークホルダー対話会 in 東京

この度アミタグループでは、ステークホルダーの方々と直接対話する機会を設けました。既に関わりのある狭義のステークホルダーの方々はもちろん、これからアミタと関わってみたいという方の参加も歓迎します。将来アミタで働いてみたいという学生の方も歓迎します。

昼の部と夜の部を設けていますので、ご都合良いお時間にぜひご参加ください。
事前申し込みが必要です。

お申し込み詳細はこちらから。

2013年5月21日火曜日

アミタグループのサイトが2つリニューアルと1つ新設されました

お久しぶりです。最近はCSRの前線から少し下がって、自社のCSR含む情報発信を行う部署におりますが、この度アミタグループのサイト新設に関わりました。

アミタホールディングス株式会社:リニューアル http://amita-hd.co.jp
アミタグループ英語サイト:リニューアル(新設に近い) http://en.amita-hd.co.jp
アミタ株式会社:新設 http://www.amita-net.co.jp

今までこの3つが1つになっていたため、見る人にとって必ずしも見やすいとは言えませんでした。それを一気に解決すべく3サイト同時並行で進めていました。
私は主にアミタ株式会社を担当したのですが、いい経験になりました。

今まで読む人ごとに伝わる情報発信が対話の1歩と言い続けてきて、それを自社で実践できたのですから、1つ有言実行となりました。

まだまだアミタグループの情報は定性的かつ情念的ですが、定量的な情報も今年はどんどん整理していこうという流れなので、またお楽しみにしていてください。

おしえて!アミタさん」でのCSR情報もどんどん更新されていっていますし、「CSR JAPAN」の掲載社数もどんどん伸びて行っていますので、そちらもお楽しみに!


2013年4月13日土曜日

3/13 すばる高校 自分ごと化プロジェクト

Some rights reserved by Kanko
1月に講義をしてきたすばる高校。

その講義を受けて1ヶ月ちょっと考えてくれたプレゼン大会の発表を見てきました。
価値の無いものに価値を見出すというお題でした。
今の高校生ってすごいですね。

・パワーポイントばっちり使いこなす
・すごい班はアンケートまでやっている
・インターネットの統計を使って分析している

時代が違うから当たり前なのかも知れませんが、やはり
ネイティブインターネット世代は違うなぁと思いました。後、通常私はプレゼンをすることが多いですが、聞いて質問するというのはまた新しい学びと経験となり本当によかったです。

特にランドセルの企画は好きでした。学生ならではの視点でしたし、思い出という付加価値がつく可能性がありました。まさにうちの会長がよく言う「記憶のデザイン」というキーワードにつながるアイデアでした。

机上の空論というのはよく否定されますし、私も実務や運用を考えず好き勝手言う人には辟易することが多いですが、スタートから実務や運用を考えすぎてもいけません。学生や社会人になりたての時のほうが豊かな発想をしていたかもなぁと反省する機会にもなりました。

とはいえ、実践できそうな企画もありました。1つ期待するとしたら、企画は実行してこそ初めて評価対象になりますし、成功してこそ初めて価値になります。ぜひとも企画を実行にうつして、試行錯誤してもらえたらと思いました。

自分が日々試行錯誤、暗中模索中だからよりそう思ってしまうのかもしれませんね(笑)
知行合一、良い言葉ですね。

2013年3月2日土曜日

3/11 アミタグループが被災地を描くルポ含め2冊の電子書籍を無料発行

被災地南三陸の復興を描く
ルポタージュ
思い出したかのように立て続けにブログ更新をしてきましたが、まさに今一番お薦めしたい本のお話です。宣伝か?と思われるかもしれません。確かに発行した組織の人間がお薦めしているから宣伝です。でも宣伝というより、お薦めなんです。

なぜって?私が読んでみて、とても感動したからです。社員としてお薦めというより、読者としてお薦めだからです。(実際無料です。)

『未来をつなぐ人間物語』 http://www.amita-net.co.jp/books/

このブログをはじめた当初、私も現地に行きましたが、その時にこんな被災時の出来事は知らずにいました。メディアで流れる映像はたくさん見ましたが、それでもやはり知らないことだらけですね。

また、このルポタージュは、近代都市の矛盾や農村地域が持っていた忘れ去られた価値というものも描き出しています。

発行は2013/3/11ですが、事前申し込みを受け付けております。ぜひ皆様も一度ご覧いただき、感想を聞かせていただければ幸いです。
(感想を受け付けるフォームもご用意いたしますので。)

同時にアミタグループ会長の熊野著の『思考するカンパニー』(増補版)も同時発行予定です。こんなルポを無料で発行する会社のトップの経営思想はどのようなものなのか、ぜひルポタージュやアミタに関心を持った方は、こちらもご覧ください。

■事前お申し込み 著者情報 目次等々(動画もあります)
  ↓ ↓ ↓
 http://www.amita-net.co.jp/books/

2013年3月1日金曜日

2/18 19 町屋本社にインターン生現る

前回の記事の続きのようなものですが、2/18 19に2名のインターン生を受け入れました。こちらのきっかけも講義を実施している高校の先生にいただきました。

わずか2日ということでどれだけの経験をさせてあげられたのかは疑問でしたが、私としては2人とお話できてとても楽しかったです。それに何より、1年前に講義を受けたことを覚えていてくれたことは嬉しかったなぁ。

囲炉裏でオリエンテーションを受ける2人
説明する私の上司

2人がとても前向きにその学校を選択したことや、授業が実践的で楽しいといったこと、後、ソーシャルメディアはmixiからtwitterに以降してきているが、まだfacebookはあまり利用していないということ、最寄駅にお茶するお店がなくても、近場の駅で降りてお茶をしていること等々。自分の高校生当時と変わったこと、変わらないこといろいろあるのだなぁと思いました。

また、受け入れるにあたっていろいろと反省する点や次回改善したい点等々ありましたが、やっぱりいろいろと学ぶことがあって良かったです。

最終的には以下のような感想をいただきました。ありがとうございます。

「やることが新鮮で楽しかった。資料をまとめるとか、学校ではあまりしないことでした。後で他人がどうしたら見やすくなるか等は考えてこなかったので新鮮でした。」

「ずっと緊張していた。あっという間に終った。よくわからないことも多くて、言われたことをただやっていただけで終ってしまった。でも、初めての体験が一杯で楽しかった。チームの皆さんが自分の仕事を忙しそうにやっていて、かっこよく見えた。」

忙しそうなのはお恥ずかしい限りでしたが、かっこよく見えたのなら、一旦よしとしたいと思います。

2013年2月27日水曜日

1/31 高校生にお話する What is value?


アミタのユニフォームです。

浜松へ向かう車窓からお届けします(笑)
今年に入ってのどたばたで、見事に更新が滞ってしまいました。
いくつかトピックスがあったのでお伝えします。

1/30には、昨年に続きすばる高校で社会人講義として、授業を実施してきました。高校1年生2クラス(50~60名くらい)に対しての講義です。

アミタグループは3つの事業ドメイン、『地上資源、情報資源、地域資源』があるのですが、その3つの事業の根底にあるものは何かということを、お伝えしてきました。

50分でそもそも自分と会社は何者ぞという所から、非常に抽象度の高い価値とは何かというところまで行くのに苦労しましたし、やや時間配分をミスしましたが、昨年より生徒さんとのやりとりを増やしたので、退屈せずにかつ緊張感をもって聞いてもらえたと思います。

改めて、高校生に話をすることはいい機会でした。使える単語や、共有されている前提条件が企業の担当者の方と全く違います。かなり根本に立ち返って要素を分解して話す必要があります。改めて、基礎やそもそも論に行くほど実は難しいということを実感しました。実はセミナーをやっているときも、入門編作って、実施するのが一番難しかったです。

もう1つは、改めて自分の仕事観について見つめなおす機会になりました。他人に何かを語るということはそれ以上に自分の襟を正すことにもなります。とても良い機会をいただきました。

機会をいただいたK先生と多忙な中許可してもらった上司にいつもながら感謝いたします。
ありがとうございます。

今回の講義は、3月にもう一度学生のプレゼン大会を見に行くというコマが残っています。どんな提案が来るのか、楽しみです!