2011年12月17日土曜日

CSRとは?企業の社会的責任ってどういうこと? パート2

ブログタイトルにCSRという名前を入れたものの、一般的にCSRの認知はまだまだ低いため、言葉の説明を入れております。以外とこの記事へのアクセスが多いため、もう少し追加で書きます。

企業の現場であっても、「CSR=企業の社会的責任」という認知はまだ道半ばです。
地方であったり、現場に行けばいくほどその浸透度合いは少なく、誤解されていることも多いです。

私は個人的に地域活性化にかかわる活動も、前の部署のつながりから続けていますが、
CSRと言われても全く知られていないのが現状です。

ただ、それ以上に問題なのは、皆さんがCSRという言葉の意味を個々人バラバラでとらえ、その違いを認識しないまま話をしたり、拒否したりしていることです。

■CSRって何ですか?あるある


1.ボランティアに限定するタイプ
・清掃活動とか、祭りの支援とかさ。うちでもやっているよ。
(企業意外の方と製造系の方から伺うことが多い意見)
・あれは業績に余裕ある企業がPRのためにやるんでしょ。
本部はいろいろ言ってくるけど、とってもそんな余裕ないよ。
(営業・マーケティング関連部門から伺うことが多い意見)


2.経営=CSRとばくっとくくってしまうタイプ(あるいはCSR=経済責任と限定するタイプ)
・弊社は経営=CSRと考えています。つまりは儲けることこそCSRです。
(経営企画・経営層の方から伺うことが多い意見)

3.CSR=法令順守と限定するタイプ
・コンプライアンスの徹底を測ることでCSRを達成してまいります。
この延長線で「弊社は法律の基準をはるかに超えた自社基準でCSRを達成しています」という方もいらっしゃいます。
(法務、管理部の方から伺うことが多い意見)

上記、全部一部正解です。
でも、みなさん認識がバラバラのまま、通達が出たり、抽象的な方針が出たりするので、なかなかしんとうしないし、かみ合わないのですよね…

CSRに限らず、対話を行う大前提は、共通言語を持つこと。
まずは、対話の前にCSRのイメージをそろえておくことが第1歩ですね。

続きは気が向いたら、また書きます。


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